当社は、昭和8年3月1日に創業者である波多野正雄氏が、愛知県宝飯郡御津町大字御馬に、建築及び土木工事の総合建設請負業 波多野組を個人創業して営業をはじめたのを礎とし、戦中・戦後の激動の時代の中、昭和18年4月1日の企業合同令により、宝飯土建工業(株)が設立され参画するも、戦後の昭和21年5月1日に、同社より分離独立して再び波多野組を個人営業しました。
戦後の荒廃した国土、混乱する社会を目の当たりにして、郷土の一刻も早い復興と社会環境の安定を願い、波多野正雄氏、波多野晶治氏の両名を発起人として石黒開次氏、波多野新一氏他5名が協力して、昭和22年5月26日に資本金18万円で、総合建設請負業 株式会社波多野組が設立されました。
そうした中、昭和28年9月に、当地方を襲った台風13号、そして昭和34年9月の伊勢湾台風によって海岸線は破壊され、いたるところで悲惨な状況を極め、災害復旧は一刻を争う急務でありました。時を同じくしてその頃設立された東三土建研究会(現在の東三土木研究会)の会員が一丸となって、監督官庁のご指導のもとでその復旧に全力投球し、当社もその分担において目覚しい活躍を遂げたのであります。
以来、わが国の経済の高度成長を受け、順調に業績を伸ばしてまいりました。昭和48年のオイルショックや昭和54年の第2次オイルショック、平成4年のバブル崩壊やサブプライムショック、リーマンショック等幾多の危機を乗り越え、現在に至っております。この間の長い歴史の中で培った数々の実績と信用が、現在のわが社の信頼を支えているものと自負しております。
沿革
昭和8年3月
波多野正雄により創業
昭和17年5月
企業合同により宝飯土建工業株式会社
昭和22年5月
株式会社波多野組設立 資本金18万円
昭和24年9月
最初の建設業登録 (い)第70号
昭和26年3月
最初の建築士事務所登録 (ろ)第192号
昭和37年9月
豊川工場開設
昭和52年9月
豊川支店開設
平成5年1月
昭和23年より増資を重ね、資本金8,000万円になる
平成12年2月
新城営業所開設
平成15年8月
ISO9001・2000認証取得 JMAQA-1633
平成16年2月
豊橋営業所開設
平成24年4月
文化財調査室開設
現在に至る